ホームページ制作
ホームページはデザインよりもコンテンツでオリジナリティを出すことが重要
私は自身がデザイナーと言うこともあり、テンプレートや決められたフォーマットでホームページを制作することにネガティブなイメージをもっていました。いくら優れたデザインのテンプレートであっても、そこにオリジナリティが欲しかったからです。
決められたフォーマットでコンテンツを制作するメリット
しかし、実務でホームページの運用に携わるようになり、その考えは変わりました。ホームページで成果をあげるには、デザインでオリジナリティを出すことよりも、コンテンツでオリジナリティを出すことの方がユーザーにとってもSEO対策的にもメリットがあるからです。コンテンツの魅力を伝えられないようなフォーマットではダメですが、その条件さえ満たしているのならメリットの方が大きいと考えます。
ホームページの評価は見た目ではなくコンテンツです。検索順位はユーザー評価の結果であり、ユーザーはオリジナリティあふれるデザインよりもオリジナリティあふれるコンテンツを求めていると痛感しました。
複数人での運用が可能
決められたフォーマットのホームページをWordPressなどのCMSで制作すると、複数人での運用が可能になります。編集方法をマニュアル化してしまえば、特に制作知識がなくてもコンテンツを作り出すことができるからです。
スピード感を持って運用できる
テンプレートなどでフォーマットが定まっているとそこに時間を割く必要がなく、フォーマットにしたがってコンテンツを構成できます。フォーマットに合わせに行くと言ってしまえば聞こえが悪いかもしれませんが、スピード感を持って運用できるメリットと天秤にかければ些細なことに感じます。
ユーザーが迷わない
ホームページの中に複数のルールが存在しているとユーザーの混乱を招く一因になります。しかし、決められたフォーマットでページを制作すればユーザーが直感的にページのことを把握しやすくなります。
改善が行いやすい
ページの編集が容易になれば改善を行うことも容易になります。改善を加える前提で考えたときは作り込んだページよりもフォーマット化されたページの方が取り回しがよく、好結果に繋げやすいのです。
コンテンツのオリジナリティのヒント
ここで言うオリジナリティは唯一無二のものだけではなくアプローチの方法も含みます。例えば一つの製品でも角度を変えれば様々な見方や需要を生み出すことができます。ホームページのテンプレート化もある見方では、
- オリジナリティーがない
- 決まったことしかできない
になってしまいますが、逆の見方をすれば、
- 決められたフォーマットに情報を入力するだけなので従来よりも簡単に運営ができる
- 簡単なので情報の発信がスピーディーに行える。
になります。
何か良いアプローチ方法が思い浮かんだ時、手をこまねいていればライバルに先を越されてしまうかもしれません。オリジナリティはただ独創的というだけではなく認知されるまでの速さにもあります。と考えれば決められたフォーマットのテンプレートでホームページを制作するのまんざらではなく感じます。そしてオリジナリティのあるコンテンツは検索結果も良い傾向にあります。
まとめ
ホームページの見た目は第一印象を左右する需要なファクターであることに変わりはありませんが、中身(コンテンツ)が伴わなければ意味がありません。デザインの良し悪しよりもコンテンツの良し悪しの方がダイレクトに検索結果に反映されることからも、そのことは伺えます。中身を充実させるためには何が必要なのか?見極める必要があるかもしれません。